お正月休みも終わって、
いよいよ2020本格始動ですね!
さて。
毎年恒例といいますか、
お正月に未婚のまま実家に帰れば…
やんややんやと小言を頂戴してきた方も
少なくないと思います。
わたしの実母の新年1発目のひと言。
「まだ産まれないんですか?」というイヤミ。
ほんとにね。
彼女は、わたしがまだ子供の頃から、
ずーーーーーーーっとぽっちゃり体型ですから、
親戚の義理姉に会う度に
「また太った!」とか「デブ!」とか、
散々言われていて、
その度に、
「自分だって太ってるくせに失礼だ!!」と
プリプリと怒り爆発していたのを思い出しました。
そんな思いをしてきたにも関わらず、
わたしに向かって同じような暴言を吐いている。
ということに、
本人は気づいていないようです。
思えばわたしは昔から、
(今思えば)たいして太ってないのに
「痩せなきゃ!痩せなきゃ!」と、
万年ダイエッター状態でした。
といっても、
めちゃくちゃバレーボールしてましたから、
トレーニングもしていたし、
走り込みもガンガンしていました。
だから、(今思えば)
一般人と比べたら、背筋までバキバキでしたよ 笑
だけど、
当時はアスリート用の体脂肪計で測っていたので、
いつもいつまでもぽっちゃりさんのまま。
そんなこんなで、
わたしの『ぽっちゃりコンプレックス』は
どんどん大きくなり、
(今思えば)
とりあえず、
エントリーしちゃえばよかったんですけどね。
痩せたら、
ミスインターナショナルにエントリーしよ。
痩せたら、
ミス日本にエントリーしよ。
痩せたら…
痩せたら…
と言っているうちに、
年齢制限をとっくにオーバーし、
痩せられなかった自分に落第点をつけ、
「わたしは太っているからダメなんだぁ!!!」
と、諦めたり、
なんかこういまいちヤル気が出ない日々が、
「当たり前』だと思って過ごしてきたんですね。
自分に自信もなく、劣等感でいっぱい!!
であることにフタをして過ごしてきたから、
年を重ねるごとに、
プライドばっかりが高くなって、
「1人でも生きていけそうだね!』
と言われるくらい、
妙なたくましさも身につけてきたので、
甘えるなんてもっての他、
頼ったり、助けを求めることもできなかったんです。
と!
いうことにすら気づいていませんでした。
元を辿れば、
わたしに『ぽっちゃりコンプレックス』を植え付けたのは、
親や周りの大人。
また、友達である場合もあるかもしれない。
そういうの全部ひっくるめて『環境』が悪いんです。
そう!
…悪いんですけどね。
親も周りの大人も友達も、みんなどこかで被害者であり、
未熟者だったりするんですよね。
だからね。
「まだ産まれないんですか?」とか言われて、
すっごいムカついたけど、
「何も産まれません!
今は、好きでこの体型でいるんです!」
と言ったら、
ポカーンとしていました。
わたしが、
「自分だって身体パンパンやないか!!」とかなんとか、
暴言に対して暴言で返していたら、
険悪ムードのまま、
せっかくの家族旅行が台無しになるところだったでしょう。
ということで。
今回お伝えしたいこと。
・あなたが抱えているコンプレックスは、
あなたの周りの大人から植え付けられた「思い込み」です。
・あなたにコンプレックスを植え付けた人たちもまた、
被害者であり未熟な人間であるということ。
・だから、ひどい言葉を浴びせられても、
相手にしなくていいです。
・こちらが対応次第で、相手も変わるでしょう。
今、ものすごく何かしらで悩んでいることって、
先のことを考えるから、どんどん不安になるわけで、
その先、20年後くらいから見ると全然たいしたことないんですよね。
たいしたことないからって、消えることでもないんですけれど、
今は今で、幸せになることだけ考えて行動していければ、
不安や悩みも少しは減るんじゃないでしょうかね。